フィッシング対策協議会は6日、2010年4月度におけるフィッシング報告状況について発表した。 報告件数(海外含む)は前月度より18件減少し53件となったが、ユニークなURL数が前月度より大幅に増加。85件増加し、131件となったという。またブランド名を悪用された企業の数(海外含む)は前月度より1件増加し、6件となったとのこと。 ここ数か月、クレジットカードブランドを騙ったフィッシングサイトが増加しており、4月後半から、VISA、MasterCardを騙ったフィッシングサイトが多数確認されているという。同協議会では、電子メールなどでIDの更新を促す不審なメールを受け取った場合は、サービス事業者か同協議会まで連絡するよう呼びかけている。