サムスンは23日、都内で開催した同社のスマートフォンラインナップに関する説明会にて、同社が今年のフラグシップ端末と位置付けているAndroid搭載のスマートフォン「GALAXY S」と、サムスン独自のOS 「bada」搭載の「Wave」を紹介した。「Wave」は2月にバルセロナにて開催された「Mobile World Congress 2010」で、「GALAXY S」は3月にラスベガスにて開催された「CTIA Wireless 2010」にてそれぞれ発表されたもの。
「Wave」は同社独自に開発したオープンOS badaを搭載した第1号モデルで、サイズは幅56mm×高さ118mm×厚さ10.9mm。Super Amoledという3.3インチ(800×480)の「スーパー有機ディスプレイ」を搭載し、同社のLCD、LEDテレビに使われる技術であるmDNIe(mobile Digital NaturalImage engine)を応用した。これにより、従来の有機ELディスプレイに比べ、5倍以上の輝度を持ち、野外での視認性も20%以上向上したという。