米アップル(Apple)は現地時間20日、2010年第2四半期(2010年1月~3月期)の決算報告を発表した。 当期において、PCのMacは294万台を売り上げ、前年同期比で33%の増加。また、iPhoneの販売台数躍進がめざましく、875万台の売り上げで前年同期比131%の成長を見せた。唯一iPodのみが減少し、前年同期比約1%マイナスの1千89万台のセールスとなっている。なお、4月に発売されたばかりのiPadについては発表されていない。これにより、売り上げ高は135億米ドルで前年同期比49%の増加、純利益は30億7千万米ドルで前年同期比90%の増加を記録した。 CEOのスティーブ・ジョブズ氏は「革新的なiPadが発売され、多くのユーザーが親しんでいる。我々はまた、年内中にさらに素晴らしい製品をいくつか投入する予定だ」と発言した。あわせて、iPadの3G+Wi-Fiモデルが米国で4月30日に発売開始されることを発表。なお、米国以外の発売開始は5月末で変わらない。 この4月はiPadの発売を皮切りに、マルチタスクに対応したiPhone OS 4の発表や新型MacBook Proの発売開始など、話題に事欠かないアップル。ジョブズ氏が「いくつかの(several more)」と発言していることから、6月発売予定が噂される新型iPhone以外の、まったくの新製品も可能性としてはあるかもしれない。いずれにしろ、その動向からは目が離せないところだ。
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