米連邦通信委員会(FCC:Federal Communications Commission)は16日(現地時間)、議会に対してブロードバンド構想を発表した。 ブロードバンドアクセスとその利用は増加しているにもかかわらず、約1億のアメリカ国民の家庭にブロードバンド環境がなく、1,400万人が希望しているにもかかわらずアクセスできないと報告。アクションプランでは、2020年までの目標として、1億人が100Mbpsのブロードバンドを享受できるようにすること、学校、病院、軍事施設などには1Gbpsの超高速ブロードバンドアクセスを可能にすること、500MHz帯の無線を無免許で使用できるようにすることなどが盛り込まれている。 これらの施策により、ブロードバンドの普及を65%から95%に引き上げる計画だ。