米インテルは現地時間4日、小規模オフィス/ホームオフィス(SOHO)向けのストレージデバイスに最適化されたAtomベースのプラットフォームを発表。OSはWindows Home ServerとLinuxをサポートする。 今回発表されたプラットフォームは、シングルコアのAtom D410(1.66GHz)、デュアルコアのAtom D510(1.66GHz)と82801IR I/O Controllerを組み合わせたもの。前世代のAtomプロセッサーに比べ消費電力が50%低減され、パフォーマンスも向上したとうたう。LaCieやLG Electronics、QNAPなどの代表的なストレージメーカーのNASなどに組み込まれる予定だという。 Atom D510採用のプラットフォームは既にLG製のNAS、「N4B2」に装備され、同製品では最大20ユーザーの大容量データのやり取りや、HD動画レベルの同時ストリーミングが可能としている。プラットフォームはPCI Expressスロットを6基、USB2.0ポートを2基、eSATAポートを装備した。