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ベスト電器、2年で63店舗を閉鎖——役員報酬カットなど人事スリム化も

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 ベスト電器は1日、「事業再構築計画の具体的施策及び事業戦略の概要について」と題するリリースを発表、2012年2月期までに63店舗を閉鎖することを決定したとアナウンスした。

 既に閉鎖している店舗は岩見沢店、原田店、南ヶ丘店、ベストレンタル福岡センター、新下関店、釧路店、サイバック御幸店、海老津店、武蔵ヶ丘生活家電館の9店舗。札幌駅西口店、浅草松屋店、岸和田長崎屋店、高槻オーロラモール店、ダイエー赤羽店も閉鎖準備に入っているという。

 閉鎖店舗が63店舗と多数になるため、同社では正社員を対象に希望退職を労働組合に申し入れ中。非正規社員についても、他の小売業・流通業や地元企業などに再就職斡旋の実施を検討中としている。また、役員数の大幅削減も実施する。5月開催予定の定時株主総会の時点で約半数の削減を目ざし、役員報酬も社長40%、専務30%、常務25%、取締役20%のカット率で減額する。このほか、オール電化事業部、法人営業部、情報システム部、ベストファミリー、ベストサービス商業施設部など人員減を行い、本部組織をスリム化するとしている。
《RBB TODAY》
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