マイクロソフトは24日、認証システムを強化する「Windows Activation Technology Update for Windows 7」を、3月15日より配信開始すると発表した。 「Windows Activation Technology Update for Windows 7」はすでにマイクロソフトダウンロードセンターなどからダウンロード提供中だが、これによりWindows Updateの重要プログラムとしての配信に移行することとなる。 「Windows Activation Technology」はソフトウェアの使用権利を不正なコピーなどから守るための認証の仕組み。ユーザはインストールから30日以内に「ライセンス認証」の手続きを行う必要があるが、Windows 7では従来の「Windows Genuine Advantage(WGA:正規Windows推奨プログラム)」に代わって、さらに強化された「Windows Activation Technology」が採用されている。この認証による仕組みをさらに強化するのが今回の配信の狙い。 「Windows Activation Technology Update for Windows 7」がコンピュータにインストールされたMicrosoft Windows 7が正規の品であり、適切にライセンス供与されたものであるかどうかを確認でき、70以上の不正認証を検出するという。対象はWindows 7 全エディション、全言語。