NTT東日本とNTT西日本(NTT東西)は17日、総務大臣に対し、2010年度に適用する長期増分費用方式による接続料金について、接続約款変更の認可申請を行った。 2009年度と比較し、加入者交換機(GC)接続が3分間あたり0.69円、中継交換機(IC)接続が0.58円の値上がりとなる。いずれの接続料金についても、総務省から通知された長期増分費用モデルに基づき、2009年度下期および2010年度上期の予測通信量等を用い算定したものとなっている。また、交換機等費用に含まれるNTSコスト(Non-Traffic Sensitive Cost)については、接続料規則に基づき、き線点RT-GC間伝送路コストの5分の4が加算されているとのこと。新料金については、総務大臣の認可を得た後、4月1日から接続約款の変更が実施される予定。