電気通信事業者協会(TCA)は5日に、2010年1月末現在における携帯電話・PHSの事業者別契約数を発表した。 それによれば携帯電話の合計契約数は1億1,102万6,600件(対前月比増0.4%)。事業者別では、NTTドコモが純増108,200で累計55,544,200件。auグループが純増52,900で累計31,445,800件。ソフトバンクが185,000件で累計21,852,200件。イー・モバイルが純増63,300件で累計2,184,400件。 PHSはウィルコムが純減58,500で累計4,240,800件となった。BWA(Broadband Wireless Access)契約数は、2009年度は四半期ごと(9月末、12月末、3月末)の契約数公表とのことで、今月の純増数は発表されなかった(累計では63,600件)。 2009年7月には、ソフトバンクがほぼ2年以上独占していた純増数の首位をドコモが奪還したが、翌月にはまたソフトバンクがトップとなり、以降もその状態が続いている。この好調ぶりをささえているのは、やはりiPhoneの存在が大きい。それだけに同じくAppleが発表した、次世代のモバイルPCともなりうる電子書籍端末「iPad」をどのキャリアが扱うかによって、勢力図が大きく傾く可能性も残っている。