NASAケネディ宇宙センターでは、国際宇宙ステーション(ISS)長期滞在中の若田光一宇宙飛行士を迎えに行くスペースシャトル「エンデバー号」の打ち上げに向けたカウントダウンが始まった。 日本時間7月12日午前8時39分に打ち上げられる「エンデバー」は、ISSの日本実験棟「きぼう」船外実験プラットフォーム・船外パレットの組立てを目的としたスペースシャトル。「きぼう」を完成後、若田光一宇宙飛行士を乗せて地球に帰還する。打ち上げの模様は、JAXAと日本宇宙少年団が連携して放送するインターネット配信番組「宇宙教育テレビ」にてライブ中継される予定だ。 また、宇宙ステーション補給機(HTV)技術実証機を載せたH-IIBロケット試験機の打ち上げ日時が、9月11日2時4分に設定された。 HTVは、国際宇宙ステーション(ISS)へ補給物資を運ぶための無人の輸送機。H-IIBロケットにより種子島宇宙センターから打ち上げられ、ISSに結合される。食糧や衣類、各種実験装置など最大6トンの補給物資をISSに送り届けることになる。 JAXAでは「HTV/H-IIB特設サイト」をオープン。今後は特設サイトにて、HTV、H-IIBロケットの最新情報を伝えていく。現在HTVは打ち上げに向けた最終準備段階に入った模様。こちらも要チェックだ。