NTT東日本およびNTT西日本は29日、IP−PBX「EPシリーズ」の新ラインアップとして、内線台数が2000台以上の大中規模事業所向けの製品「Netcommunity SYSTEM EP82(I)・(II)」の2機種の販売を開始した。
「Netcommunity SYSTEM EP82(I)・(II)」は、本社・支店・営業所などの各拠点をIPセントレックス化した企業内ネットワークを構築することにより、本社などでの集中管理と拠点間のうち線通話による拠点間通信コスト削減の推進が可能となる。また、本社・支店・営業所などには、公衆網接続装置(メディアゲートウェイ)を配備することにより、独立した外線環境の構築も可能。さらに無線LAN対応携帯端末を組み合わせ、モバイルセントレックス環境を構築することにより、本商品を設置するオフィス内では無線IP電話として、外出時は携帯電話として利用できる。企業内通信環境を段階的にIPマイグレーションしていくことも可能なため、将来的には本社・支店・営業所など、拠点間をIPで結ぶIPセントレックス環境の構築を目指す場合にも適しているとのこと。