NTTコミュニケーションズ(NTT Com)は25日、日米間海底ケーブルPC-1を保有し、海底ケーブル事業を提供しているPacific Crossing Limited(PCL)の買収を発表した。 PCLの全株式を取得することで、PCL株主と基本合意に達し、株式譲渡契約を締結した。今後、必要な監督官庁の承認など、所定の手続き完了後に、PCLの発行済全株式取得を行う予定とのこと。NTT Comでは、日米間を結ぶ大容量の海底ケーブルを保有するPCLの株式を取得することで、日米間の保有ケーブル容量をさらに強化し、アジア・日本・米国間のインターネット・データトラヒック需要に応えていきたいとしている。海底ケーブルPC-1は総延長21,000kmで、設計容量3.2 Tbps、日米間2ルートのリング構成となる。