KDDIは20日、2009年夏以降、au携帯電話を通じた環境保全活動をいっそう強化していく方針を発表した。 同社は従来、携帯電話端末のリサイクル率や再資源化率の向上、「Green Road Project」などの環境保全活動に取り組んできたが、今後ソーラーパネル採用防水携帯の発売、環境保全プロジェクトの継続などを計画しているとのこと。 ソーラーパネル採用防水携帯(製造:シャープ)は、2009年夏の商品ラインナップとして、2009年6月に発売予定。世界で初めて、防水機能を備えた携帯電話にソーラーパネルを搭載するもので、約10分間の太陽光発電による充電で、1分間程度の通話、2時間程度の待ち受けができる。また、太陽光発電により本体電池容量の最大80%まで充電できるため、通常電力での供給によるCO2排出量の削減に貢献できる見込みだ。 またユーザ参加型の環境保全活動への取り組みである「Green Road Project」を30日で終了するが、今後あらたな環境保全プロジェクトを継続展開する予定とのこと。