今回の刷新では、従来オールインパッケージで提供していた職員ポータルや職員認証システム、ならびに電子決裁基盤など各機能を6つのサブシステムに分けることで、用途に応じたさまざまな組み合わせでのシステム導入が可能となる。新システムは、WebサービスやXMLなど標準的なデータ転送形式・技術を用いてシステム開発を実施するとともに、アプリケーション連携に必要なAPIが用意されており、大幅な改修を行わずに柔軟に、かつ簡単にシステム拡張できるほか、日立の指静脈認証システムへの対応を標準機能として採用した。日本CAのWebアクセス管理システム「CA SiteMinder Web Access Manager (シーエー サイトマインダー Web アクセス マネージャ)」を用いたシングルサインオン方式にも標準機能として対応する。稼働環境は、サーバー(Microsoft Windows Server 2003)、クライアント(Microsoft Windows XP、Microsoft Windows Vista)、データベース(HiRDB)で価格は個別見積。
《冨岡晶》