「TX」シリーズは、16:9の16V型ワイドディスプレイと、harman/kardon製スピーカー、Dolbyサウンドルーム、Maxx Audioの3つの高音質化技術を採用したハイスタンダードノートPC。上位モデル「TX/68J」はCPUがCore 2 Duo P8600からCore 2 Duo P8700にスペックアップし、キーボードカラーに光沢感・高級感のあるグロッシーブラックを採用。また、Office 2007に加えてPowerPointも付属する。さらにTX/68Jと中位モデル「TX/66J」は、400GBのHDDやPCIカードスロットに収納できるカード型のリモコンを装備し、1000Tase/Tの有線LANやIEEE802.11nドラフト2.0の無線LANに対応する。下位モデル「TX/65J」はCore 2 Duo P8600や320GBのHDDを搭載。
15.4V型ワイド液晶搭載のベーシックノートPC「EX」シリーズは、CPUとHDDをスペックアップ。CPUは、上位モデル「EX/63J」がCPUをCeleron 575からCore 2 Duo P8600に、下位モデル「EX/33J」がCeleron 575からCeleron 900になった。HDDは、両モデルともに250GBから320GBに増量。春モデル同様、光沢感のあるブラックカラーのボディデザインを採用する。
12.1V型ワイド液晶を搭載で、ノーブルホワイト/グラマラスブラック/ロータスピンクの3カラーを揃える「NX」シリーズは、CPUに低電圧版のCore 2 Duo SU9400を採用。HDDは320GBを搭載するほか、128GBのSSDを搭載するモデルも用意。SSDモデルのカラーはノーブルホワイト/グラマラスブラックの2色。メモリは両モデルともに3GB。
「CX」シリーズもCPUとHDDのスペックアップがされており、CPUは上位モデル「CX/47J」がCore 2 Duo P8400からCore 2 Duo P8600に、下位モデル「EX/33J」がCeleron 575からCeleron 900に、HDDは両モデルとも250GBから320GBになった。ディスプレイは13.3V型ワイド液晶で、メモリは春モデルと同様に3GBを搭載する。
15.4V型ワイド液晶を搭載する「Qosmio F50」シリーズは、新たに映像専用エンジン「SpursEngine」を搭載し画像処理能力を強化。HDDが320GBに増量された点以外は、CPUがCore 2 Duo P8600、メモリが4GB、シングル地デジチューナー搭載など春モデルの基本スペックを継承する。
グラフィック性能を強化したプレミアムスタンダードノートPC「dynabookQosmio」シリーズは、64ビット版OSに対応。初期状態ではWindows Vista Home Premium 32ビット版がインストールされているが、リカバリー作業をすることで64ビット版を使用できるようになる。また、HDDを320GBから500GBに増量。春モデル同様に、CPUはCore 2 Duo P8600、メモリは4GB、グラフィックはGeForce 9600M GTで、18.4C型ワイド液晶搭載の「GXG8J」と、15.4V型ワイド液晶搭載の「FX/G7J」を用意する。
軽量・堅牢設計のモバイルノートPC「dynabook SS」シリーズは、全モデルでCPUに低電圧版のCore 2 Duo SU9400を採用。HDD搭載モデルはHDD容量を250GBにアップし、SSDモデルは従来通り容量128GBになる。12.1V型ワイド液晶はLEDバックライトを採用するほか、キーボードなどからの水の侵入を遅らせる「ウォーターブロック構造」や、ラウンドフォルムやプロテクトラバーで衝撃から本体を守る「マルチプロテクト」を備える。