米Google(グーグル)は現地時間11日、新サービス「Google Voice」のプレビューを開始した。当面グーグルの音声統合サービス「GrandCentral」のユーザのみ使用可能となるが、今後じょじょに拡大する予定だ。 「Google Voice」は、ボイスメールを保管し検索できるようにするサービス。ボイスメールの内容はテキストに自動変換されるので、文章として読むこともできるし、文字列検索することも可能だ。また音声をブラウザ内で再生することも可能。国際電話およびGoogleの電話サービス「Goog-411」にも対応する。将来的には留守電を、ブラウザで確認し、内容を検索するといったことも可能となると見られる。 「GrandCentral」は、自宅、職場、携帯電話などの電話番号、留守電機能などを統合するためのサービス。「Google Voice」(Google number)では、複数の電話番号の統一、画面での着信通知、受話器を取る前の聴き取り、着信拒否、SMSといった機能も提供されるとのこと。