「DNSキャッシュポイズニング」はDNSが偽の応答を返すようにし、フィッシングサイトなどに誘導してしまう脅威。2008年7月にDNS(Domain Name System)サーバ製品の開発ベンダーから「DNSキャッシュポイズニング(汚染)の脆弱性」の対策情報が公開された。同時にこの脆弱性を悪用した攻撃コードも発見されていたため、IPAはウェブサイト運営者へ向けて2008年7月24日に緊急対策情報を発表した。9月、12月に注意喚起も行った。しかしその後も「DNSキャッシュポイズニングの脆弱性」の届出が多数継続していることから、脆弱性対策を促進するため、今回資料を公表したとのこと。