アップルは7日、「iPhoto」、「iMovie」、「GarageBand」の新バージョンを含むデジタルAV関連のソフトフェアパッケージ「iLife '09(アイライフオーナイン)」と、ビジネス向けのドキュメント作成ソフト「iWork '09(アイワークオーナイン)」を発表した。 iLife '09は、iPhotoやiMovie、GarageBandの新バージョン「iPhoto '09」「iMovie '09」「GarageBand '09」のほかに、新しくなった「iDVD '09」や「iWeb '09」のアップグレード版を含む統合ソフトウェア。iPhoto '09では新たに、写っている「人々」や、どこで撮影したかの「撮影地」によっても閲覧・検索が可能。また、GPS対応のカメラやiPhoneから撮影地情報を自動的に取り込み「撮影地」から検索できるなど、ライブラリの使い勝手の向上を図っている。iMovie '09は新しい編集機能として、「入れ替え」、「挿入」、「オーディオのみ」、「ピクチャ・イン・ピクチャ」、「グリーンスクリーン」などが追加されている。GarageBand '09は、初心者がピアノとギターの弾き方を学ぶため基本レッスンを受講可能。アメリカとカナダのみの有料オプションだが、スティングやサラ・バレリス、ベン・フォールズ、ノラ・ジョーンズなどの有名アーティストのレッスンも受講できる。対応OSはMac OS X 10.5.6以降。価格は8,800円で1月中に発売する。 iWork '09は、文書作成アプリケーション「Pages」、プレゼンテーションアプリケーション「Keynote」、表計算アプリケーションの「Numbers」がそれぞれ'09バージョンにアップグレード。それぞれの新機能として、Pagesはフルスクリーン表示とアウトラインモード、Keynoteは選んだエフェクトでオブジェクトを自動的に動かす高度なオブジェクトトランジションとシンプルなトランジションを適用するだけでアニメーション作成ができるマジックムーブ機能、Numbersはデータを素早くグループ化し要約する機能と複雑な数式の作成を簡素化する機能が追加された。また、iWork '09のドキュメントをオンラインで共有できる同社の新しいサービス「iWork.com」のパブリックベータを公開した。 対応OSはMac OS X 10.4.11またはMac OS X 10.5.6以降。価格は8,800円で本日発売。なお、オンラインApple Storeやアップル直営店でMacと一緒に購入すると5,800円で購入できる。
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