シマンテック コーポレーションは8日、年末年始のショッピングシーズンに向けた注意喚起として、安全にオンラインショッピングを楽しむための「シマンテック セキュリティ5ヵ条」を発表した。 楽しい年末年始に向けたショッピング中、被害に遭うのを防ぐために役立つ最低限のポイントをまとめたものとのことで、次の5か条となる。【1.必ずセキュリティソフトウェアがインストールされたパソコンを使用】 セキュリティソフトウェアがはいっていないパソコンを使うことは、家のドアに鍵をかけずに外出することと同様だ。【2.疑わしいメールには返事をしない/添付ファイルを開かない】 注文していない商品に関する連絡等、少しでも怪しいメールが届いた場合、添付ファイルを開いたり、安易に返信してはいけなお。個人情報が盗まれたり、マルウェア(ウイルスや悪意のあるプログラム)に感染したりする恐れがある。【3.パスワードは複雑に】 オンラインショッピングではログインIDやパスワードが必要だが、できるだけ複雑かつ他人がわからないようなアルファベットや特殊文字を組み合わせたIDやパスワードを設定しよう。また、多くの他人の目に触れる場所での入力は控えよう。【4.重要データのバックアップ】 オンラインショッピングの取引記録等、特に重要だと考えるデータについては、バックアップを取っておくようにしよう。【5.セキュリティソフトを常に最新の状態に】 オンラインの脅威は年々変化している。セキュリティソフトウェアは、常に最新のバージョンに更新しよう。また、同様にブラウザも常に最新のものに更新しよう。 なおシマンテックの総合セキュリティソフト 「ノートン・インターネットセキュリティ 2009」に搭載されている「ノートン ID セーフ」では、ユーザがオンライン上でショッピングやバンキング、ウェブ閲覧などを行う際に、どのウェブサイトに情報が送られるべきかを管理することで、個人情報を安全に保護するものとなっている。フィッシング対策機能による詐欺サイトの脅威からの保護や、正規のサイトを見ただけでマルウェアに感染してしまう「ドライブバイダウンロード」などにも対応する。