ナナオは13日、カラーマネージメント液晶ディスプレイ「ColorEdge」シリーズの新ラインアップとして、DisplayPortを装備した24.1型モデル「EIZO ColorEdge CG242W」を発表した。価格はオープンで、同社直販サイトでの販売価格は188,790円。2009年1月13日発売。 同製品は、Adobe RGBカバー率97%の広色域パネルを採用するほか、画面上の輝度ムラ/色度ムラを抑える同社独自の「デジタルユニフォミティ補正回路」を搭載した液晶ディスプレイ。色表示の調整は、内部回路を直接調整して表示状態を整える「ハードウェアキャリブレーション」に対応するほか、付属のキャリブレーションソフト「ColorNavigator」を利用してキャリブレーションを実行できる。また、滑らかな階調表現と正確な色表現を実現するという、16ビット内部演算処理および12ビットガンマ補正機能を備える独自開発の「ASIC」を採用するなど、色再現性の向上を図っている。 インターフェースはDVI-IのほかにDisplayPortを装備。そのほかの仕様として、従来より正確にグレースケールや色を表示するという「3D-LUT」に対応。縦画面表示もサポートする。 液晶パネルのスペックなどは以下のとおり。●ColorEdge CG242W・解像度:1,920×1,200ピクセル・輝度:270cd/m2・コントラスト比:1,100:1・応答速度:12ms(中間:6ms)・視野角(上下/左右):178度・本体サイズ(スタンド含む):幅566×高さ456(〜538)×奥行き230mm・重さ(スタンド含む):10.7kg ・付属品:遮光フード