米グーグル(Google)は現地時間5日、2008年6月に発表した米国とカナダでの米ヤフー(Yahoo!)との広告事業における提携を取りやめると発表した。 今回の提携取りやめは、インターネット検索広告市場において大きな勢力を持つ両社が提携することによって、90%以上の関連市場が悪影響を受けるなど、独占禁止法に違反する恐れがあるとの判断を米国司法局が示したためだ。これにより、経営難にあえぐ米ヤフーは独自での経営再建を迫られることとなった。