ディアイティは、独X-Ways Software Technologyのコンピューターフォレンジックツール「X-Ways Forensics」を9月3日に発売する。価格は1ライセンス38万円。 X-Ways Forensicsは、情報漏洩などのセキュリティ事故の際に、PCに接続されたHDDやUSBメモリを解析し、インシデントの原因や不正行為の証拠となるデジタルデータを取得できるコンピューターフォレンジックツール。バイナリエディタ「WinHEX」ベースの解析・検索機能を実装したソフトウェアとHDD複製用の「X-Ways Replica」、ブラウザの履歴を解析する「X-ways Trace」をセットにしたパッケージとして提供される。また、X-Ways Captureを利用すれば、システム稼働を停止することなくデータの取得、証拠の保全ができ、暗号化処理されたシステムからでも情報の取得が可能となる。さらに、インターフェイスとマニュアルは日本語に対応している。 同社では、初年度に300ライセンスの販売を目標としている。