ネットスプリングとミラポイントジャパンは27日、ミラポイントのメールサーバアプライアンス「Mirapoint Message Server」およびメールセキュリティアプライアンス「Mirapoint RazorGate」とネットスプリングのLDAPベースの認証サーバアプライアンス「AXIOLE(アクシオレ)」の動作検証が完了したことを発表した。さらにメールアプライアンスソリューションについて共同で提案していくことを発表した。 「AXIOLE」とミラポイント製品の連携により、メールシステムが直面するユーザ管理の煩雑さを解決できるようになる見込みだ。製品の連携パターンとしては「IDの統合化」により、Message Serverのメールボックス自動生成機能Auto Provisionへの対応、職務や役職によって異なるメール配送経路の適用、Active Directoryなどの既存のID管理システムをメールサーバにも利用した場合に発生する膨大な負荷を軽減させるなどが可能となる。この際、AXIOLEと既存のID管理システムが連携し、Message ServerからのLDAP接続はAXIOLE上で行われる。 SPAM対策と負荷軽減では、RazorGateの宛先確認機能Recipient Checkへの対応、スパムメールボックスJunk Mail Managerによる情報の一元管理などが可能となる。 なおAXIOLEとミラポイント製品の連携は某出版社において実際に実現されており、わずか3時間で製品導入を完了したという。 「AXIOLE」の販売価格(税別・メーカ希望価格)は990,000円(AXIOLE 1000ユーザ版)〜。「Mirapoint Message Server」の販売価格は2,973,000円(M50)〜など。ライセンス費用ならびに保守費用は別途要。