AMDはBroadcomに、デジタルTV(DTV)事業を売却する。売却費用は約1億9,280万ドル。世界6カ所の主要デザイン・センターで活動するAMDのDTV事業に従事する約530人と、この部隊を直接サポートする一部のAMD従業員がBroadcomの一員となる。 AMDのDTV製品ラインには、DTV向け統合プロセッサ「AMD Xilleon シリーズ」全製品と包括的なターンキー・リファレンス・デザインのほか、「NXT」レシーバーIC、「Theater(TM) 300」DTVプロセッサと、高度な動きの補正、フレームレート変換、スケーリングを実行するパネル・プロセッサの製品ラインが含まれる。 AMDのDirk Meyer (ダーク・マイヤー、社長兼CEO)は、「DTV事業の売却はAMDの変革にとって重要なステップであり、これによって当社のバランスシートは強化され、損益分岐点は低下する」などとコメントしている。