富士通は、HDMIケーブルで大画面テレビに接続して楽しむエンターテインメント・リビングPC「FMV-TEOシリーズ」の新ラインナップとして、Blu-rayドライブ搭載モデル「FMV-TEO/A90D」と、DVDドライブ搭載モデル「FMV-TEO/A70D」を発表。6月28日から発売する。価格はオープンで、予想実売価格はFMV-TEO/A90Dが200,000円前後、FMV-TEO/A70D が150,000円前後。 両製品は、動画再生支援機能を持つ「Radeon HD 3200」内蔵のAMD製最新チップセット「AMD M780G」を搭載。CPU負荷を軽減することにより、PC機能を活用しながらハイビジョン映像を快適に楽しめる。地上/BS/110度CSのデジタル放送に対応し、ダブル録画が可能。ユーザーの録画予約履歴から好みにあわせた番組を自動で録画する「おすすめ自動録画」や、録画された番組などを簡単に視聴できる「おすすめコンテンツメニュー」を搭載する。 そのほか、ビエラリンク対応テレビ「ビエラ」やファミリンク対応テレビ「AQUOS」のリモコンで両製品を操作可能。番組表の詳細情報で紹介されているサイトを、ボタンクリックだけで簡単に見られる「テレビ局サイトリンク」機能、光の色と動きで録画中やアップデートのお知らせ受信などの動作状態を確認できる「イルミネーションLED」を搭載する。 なお、デジタル放送の録画の新ルール「ダビング10」には、対応番組の放送開始以降にアップデートプログラムにて対応予定。 TEO/A90Dは、Blu-rayドライブと750GBのHDDを搭載。HDDにハイビジョン映像を最大約92時間録画可能。また、録画番組をハイビジョン画質のままBlu-ray Discに保存でき、2層(50GB)対応のBlu-ray Discを使えばハイビジョン画質で最大約6.5時間保存できる。 FMV-TEO/A70Dは、光学ドライブにDVDスーパーマルチを搭載し、HDDは500GBになる。 そのほかの詳細は以下のとおり。●FMV-TEO/A90D/A70DCPU:Turion X2 RM-70(2GHz)メモリ:2GBOS:Windows Vista Home Premiumディスプレイ:なしインターフェース:HDM/DVI-D/USB2.0×6/光デジタルオーディオ出力/SD・MS対応カードスロットなど無線LAN:IEEE802.11b/g準拠付属品:ワイヤレスマウス/ワイヤレスキーボード/リモコンなど。