米Wind Riverは12日(現地時間)、同社のCOTSベースの開発/ランタイム・プラットフォーム「Wind River VxWorks 658」が米Northrop Grummanた現在開発中の変形可能な無人戦闘機「X-47B N-UACS」のデバイスソフトウェア開発プラットフォームとして採用されたと発表した。
米軍海軍は現在、X47B-UCASのクリティカルテクノロジを洗練させて無人戦闘機の空母への離着艦時のリスクを低減するとともに、今後の取得契約に関する重大な意思決定をサポートするために必要な情報を得ることを目的に「無人戦闘航空機システム空母実証試験(Unmanned Combat Air System Carrier Demonstration、またはUCAS-D)」プログラムを実施している。今回のWind River VxWorks 658採用により、Northrop Grammanは統合化アビオニクス(Integrated Modular Avionics: IMA)アプリケーションを迅速に開発・実装・メンテナンスできるようになった。また、セーフティクリティカルな制御システムに対して、実証済みの安全、かつ信頼性が高いソリューションを適用できる。
《富永ジュン》