アジレント・テクノロジーは4日、「Agilent ENAネットワーク・アナライザ」向けの2/4ポート、20GHzオプション、および「Agilent E5092Aコンフィギュラブル・マルチポート・テストセット」を発表した。価格は2ポートテストセットが728万9,749円から、4ポートテストセットが858万8,604円から、Agilent E5092Aコンフィギュラブル・マルチポート・テストセットが475万3,750円から。出荷は即日開始される。 20GHzオプションは、「Agilent E5071C ENAネットワーク・アナライザ」の最大周波数帯域を従来の8.5GHzから20GHzにまで拡張するもので、無線LAN、WiMAX、UWB、4G技術など6GHzまでの搬送波を使う受動部品の第三次高調波の評価などに適している。2ポート(オプション2K5)と4ポート(オプション4K5)の構成に対応していて、ポート数や周波数帯域オプションにかかわらず、既存のAgilent E5071C ENAネットワーク・アナライザ全モデルからのアップグレードが可能となっている。 Agilent E5092Aコンフィギュラブル・マルチポート・テストセットは、既存のAgilent E5091Aコンフィギュラブル・マルチポート・テストセットの後継となるモデルで、携帯電話や無線LAN機器のFEM(フロント・エンド・モジュール)や、SPnT(単入力多出力)スイッチ、ケーブル/コネクタ、位相アレイアンテナといったその他のマルチポートデバイスを評価するための製品。ENAシリーズ・ネットワーク・アナライザに接続して使用することで最大20GHzまで対応できるほか、最大10ポートのフル・クロスバー測定、または最大22ポートの測定が可能だ。さらに、Measurement Wizard Assistand software(E5071C-790)をサポートしたことで、複雑なセットアップ作業が大幅に簡素化された。
【Interop Tokyo 2018】ネットワーク機器をクラウド管理!ディーリンクジャパンからIoT時代の新提案 2018年6月14日 ディーリンクジャパンは6月13日、幕張メッセで開催中の「Intero…