シマンテック コーポレーションは18日より、「ノートン・インターネットセキュリティ2009」および「ノートン・アンチウイルス2009」の日本語パブリック・ベータ版を公開した。 日本語ベータ版(無料)は、7月18日から9月24日までシマンテックのベータセンターからダウンロードが可能となる。テスト使用のみを目的としたもので、シマンテックのテクニカルサポートではサポートを行わない。 最新版となるノートン2009シリーズは、スキャンの必要なファイル数を減らす「ノートン・インサイト」と呼ばれる新技術を採用、性能にまったく影響を与えない「ゼロインパクト」を目標として設計されている。そのため、スキャニングエンジンからユーザインターフェイスまで300か所以上が改良されたとのこと。ベータ版は、保護機能の更新としては業界最速の1分間インストール、世界の主なコンシューマ・セキュリティソフトウェアと比べて半分未満のメモリ使用率などを実現しているという。 そのほか、アラートや更新通知を自動的に保留し、ゲームや映画を中断したりスピードを落としたりすることなくPCを利用できる「サイレントモード」、多層型の保護システムが協調し、脅威の影響が出る前に食い止める「ノートン プロテクションシステム」などが用意されている。