松下電器産業は、デジタルテレビ向けUniPhier(ユニフィエ)システムLSI「MN2WS0052」を開発。7月上旬よりサンプル出荷を開始すると発表した。 同製品は、新世代UniPhierプラットフォームを活用し、高圧縮な画像コーデック方式MPEG-4 AVC/H.264や、低ビットレートで高音質な欧州オーディオ規格「HE-AAC」「Dolby Digital Plus」等の再生機能を実現。全世界の主要な放送方式への対応を可能にした。 これにより、主要な映像・音声符号化方式に対応できるとともに、低消費電力かつ大幅な部品点数の削減が可能となり、世界各国・各地域のHDTV用デジタルテレビの普及加速に貢献するという。 また、最先端微細プロセスを採用し、映像信号処理部を1チップ化。所要部品点数を減らし、機器での実装面積と消費電力を約2分の1に削減可能だという。