アイシェアは2日、「ビジネスホンと業務における携帯電話の利用に関する意識調査」のまとめを発表した。 同調査は、同社の無料メール転送サービス「CLUB BBQ」の会員のうち、20歳から40歳までの自営業者、および会社役員を含む勤めの人を対象に6月20日から6月23日までの間に実施されたもの。有効回答数は348名。 発表によると、ビジネスホンを知っていると答えたのは62.6%。勤務先の通話手段がビジネスホンなのは41.9%、個人の携帯電話が29.0%。また、事業規模に関わらず“携帯での取引先との連絡”が「頻繁にある」と回答したのは21.3%、「たまにある」が33.6%と過半数が携帯電話を利用する反面、通話料金の全額会社負担は全体で8.9%と少なく、個人負担が多い。 「携帯番号を知っている場合、担当と会社の代表番号どちらにかけるか?」という設問では、3割が担当者の携帯に掛けると回答し、「オフィス内在籍中に携帯に業務電話が掛かってきた場合においてのかけ直し」についても6割がそのまま話を終わらせると回答している。 「携帯電話がビジネスホンに乗り入れ出来るとしたら便利か?」という質問では、82.5%が「便利」と回答し、これをうけて、同社ではFMC対応や小規模オフィス向けにアンテナ内蔵タイプの機器が誕生し、より低価格なビジネスホン市場の拡大が加速すると結論づけている。