マクロミルは23日、1985年〜1986年生まれの今春あらたに社会人になった男女を対象に「2008年 新社会人の意識調査」を実施した。 同調査は、5月13日から14日までの2日間、インターネットリサーチの形式で実施された。有効回答数は516名。 現在勤務している企業に現段階でどの程度満足しているか尋ねたところ、67%が「満足(満足+どちらかといえば満足)している」と回答し、「不満(不満+どちらかといえば不満)である」と回答したのは13%だった。満足しているとの回答者に対して、満足している点を尋ねる設問では、「職場の人間関係が良い」が62%でもっとも多く、ついで「職場の雰囲気が自分に合う」が58%、「勤務先の立地が良い」が33%だった。 物事の考え方や意識を問う設問では、67%が「失敗するのが怖い」、66%が「指示をもらった方が働きやすい」と答えた一方、61%が「何事もやってみなければわからない」と答え、冒険はしてみたいが失敗は怖いというジレンマがうかがえる。 理想の上司像では、「人格が尊敬できる人」が68%で最多となり、ついで「仕事をよく指導してくれる人」が62%、「仕事の成果を正当に評価してくれる人」が59%となった。男女別では、男性は女性に比べて「理念や理想を持っているひと」、女性は男性に比べて「人格が尊敬できる人」、「いざという時頼りになる人」を理想とする割合が高くなっている。