富士通は11日、天然素材使用のコンセプトデザインPCを4月16日から20日までイタリア・ミラノで開催される「JAPAN DESIGN 2008 -INNOVATION-」展に出品する。 同展示会では、自動車や家電、情報関連機器、生活用品など日本の主要な産業分野から15社が参加。各社の製品や試作品の展示を通じて、ジャパンデザインをミラノから世界へ発信するというもの。 今回、富士通が出品するのはPCの素材に杉の間伐材を採用したコンセプトデザインPC「WoodShell」と、筐体の約3割に植物性プラスチックを使ったノートPC「FMV-BIBLO NX95Y/D」。 両モデルとも、「製品を単なる道具でなく愛着を持ち、長く使用することを考慮した、人と環境に優しい」というコンセプトデザインPCの試作品だ。