ソフトバンク・ヒューマンキャピタルは25日、コミュニケーションに関する意識調査の結果を発表した。 同調査は、転職サイト「イーキャリアプラス」において3月15日から16日までの2日間、営業職とエンジニア職の男女それぞれ150名の合計300名に対して実施したもの。発表によると、営業職の82.6%、エンジニア職の89.3%がコミュニケーション能力を高める必要性を「強く感じる」、「まあまあ感じる」と回答していて、特にエンジニア職がコミュニケーション能力を上げる必要性を強く感じている。 自分の職種に特に求められるコミュニケーション能力とコミュニケーションを取りやすいと感じるタイプの関する設問では、営業職は会話の総量や交渉スキル、エンジニア職は論理性の高さが挙げられた。また、得意とするコミュニケーション能力を尋ねたところ、両職種共に上位2つが「空気を読む力」と「相手の主張を理解する力」となった。 営業職では、コミュニケーション能力を高めるためのトレーニングを「行いたい」、または「行っている」が85.3%に達し、コミュニケーション能力を高めるには実際のコミュニケーションでの訓練が有効だと考えている率が67.3%となった。エンジニア職では、コミュニケーションの増加により、業務・意思疎通効率の向上や仕事が楽しくなることが期待されていることがわかった。 なお、コミュニケーション能力で尊敬する芸能人・有名人という質問では、1位が明石家さんま、2位が島田紳助、3位がタモリという結果だった。