松下電器産業 パナソニック システムソリューションズは7日に、京セラドーム大阪へ、大型映像表示装置LEDアストロビジョンを納入したことを発表した。 京セラドーム大阪では、従来の場内の大型映像表示装置システムを一新するにあたり、「できるだけ多くの観客から視認できること」「デジタル、ハイビジョン、LED等最新の技術を導入して将来拡張性も視野に入れること」「野球をはじめ、ドームで開催される数々のイベントに対応可能なこと」の3点を解決するシステムとして、「多画面大型ビジョン」の導入を決定したという。同システムは、メインビジョンの他、1塁側・3塁側にサイドビジョンシステム、バックネット後方にサブスコアボードと、場内7画面で構成されるとのこと。 「京セラドーム大阪」メインビジョンは、縦8.448×横34.176mで、絵素ピッチ24mm(ドットピッチ12mm)の高精細映像、人間の目の識別能力に準じた絵素のダブルグリーン配列による高解像度映像、ハイビジョン映像の2画面同時表現に加え、演出に合せた多彩な表示が可能となっている。 アストロビジョンは、今年開催の北京オリンピックにおいてもメイン会場をはじめ、主要会場に納入が予定されており、オリンピックでも活躍する予定だ。