メディアエクスチェンジ(MEX)は29日に、バックボーンネットワークの増強と高性能バックボーンルータの導入を実施したことを公表した。国際経路の増強をすべく、ソフトバンクテレコムから10Gbpsフルトランジットを調達した。 バックボーンネットワークの増強については、トラフィックへの対応のみならず、既設の10G国際線バックボーンを冗長化することも目的とのことで、今回の増強により、MEXの対外接続容量は約60Gbpsから約70Gbpsとなる。 バックボーンルータの導入については、主に中国や東南アジアにおける通信環境の発展に伴い、世界中のBGP経路数が急激に増加しているため、これに対応し、通信経路の制御ならびに通信データの高速伝搬を確保することが目的とのことで、今回の増強により、最大で100万経路までの対応が可能となった。