続いて登壇した同社の代表取締役社長兼COOのエリック・ガン氏は、音声サービス開始とタイミングを合わせて投入される音声対応端末2機種の紹介を行なった。HTCのスマートフォン型端末は、“EMOBILE Net Smart Terminal”という意味を込め、そこから文字を拾ってEMONSTER(イー・モンスター、EMObile Net Smart TERminal)、略して“EMON”(イーモン)と名付けられたと紹介された(型番はS11HT)。Windows Mobile 6搭載で、スライド格納型のQWERTYキーボードがチルト可能な点はスマートフォンとして初の機構だという。無線LANにも対応するが、NTT DoCoMoのローミング・サービスには未対応。予約開始は3月1日で、販売開始は3月28日。端末価格を含む一時払い金は19,980円(ご加入アシストにねん)から。なお、EMONは2007年夏に米国等で販売開始された同社の3Gスマートフォン、HTC TyTN IIをベースに、イー・モバイル向けのチューニングを行なったものだという。SIMロック等は行なわれていないため、SIMを用意すれば海外でGSM携帯電話として利用することも可能だという。