ブライセンは、組込みシステム向けRDBMS「Linter(リンター)」が、KDDIの統合プラットフォーム「KCP+」のコンテンツ管理技術として採用されると同時に、「KCP+」適用のau携帯電話「W56T」「W54S」「W54SA」3機種に搭載されることを発表した。 「Linter」が搭載された端末は、いずれも「KCP+」が適用された最新機種として、オーディオ機器と連携できる機能や、待受け画面用の情報サービスを利用できる機能など、多岐にわたるエンターテイメント機能を実現している。これらの端末において「Linter」は、機器本体のメモリ上で記録・再生される膨大な楽曲データや画像データをハンドリングする処理を担っているとのこと。 「Linter」は、オープンシステムで使用されるフルスペックのデータ管理を組込みシステムで実現するRDBMS。メモリの管理や再利用、ビットベースでの検索アーキテクチャ、プリエンプション(先取り機能)により、リアルタイムOSでの利用に最適化されており、携帯電話に代表されるモバイル機器、デジタル家電、オーディオ機器、産業機械等での採用が拡大中とのこと。