今回発表されたLH905シリーズは、解像度1,920×1,080ピクセル対応の10ビット倍速対応IPSパネルを採用し、フルHD解像度での120Hz倍速駆動に対応したモデル。2007年6月に発売された「LH805」シリーズからの主な改良点として、新開発のCPU内蔵映像エンジンであるジェネッサプレミアムを搭載。同エンジンは、デジタル放送やDVDビデオなどの24ビット入力映像を36ビット化するビット拡張技術「Real Bit Driver」や、入力映像の品質に合わせてノイズ低減量を自動調節する3次元ノイズリダクション「i-Clearmotion NR」、人間の視覚特性を活かした独自のアルゴリズム処理により、立体感のあるリアルな質感と色彩を再現するという「Real Color Creation」の3つの新機能を装備しており、表現力を飛躍的に向上させたとしている。そのほか、動画用の色域空間規格「x.v.Color」やDeep Colorにも対応する。