ソニーは24日、ブルーレイディスク用などの記録・再生光ディスクドライブ向け光集積デバイス、レーザカプラを日亜化学工業と共同開発した。 今回開発された青紫色レーザカプラは、量産性に優れ、安価な光学部品を採用可能な独自の高効率1ビーム光学系を採用しているのが特徴。二層メディアでの信号読み出しを最適化し、より安定した記録・再生が可能なドライブやオプティカルピックアップが設計できる。また、有機系メディアなどの新しいレコーディングメディアにも対応する。 このほか、厚み3mm未満というパッケージングサイズを実現し、厚さ9.5mm、およびさらに薄型のドライブの設計にも対応可能だ。 同社では、年内をめどに量産化を目指すとしている。