INAXと日立製作所は22日、INAXのショールームの見積りシステムに日立製作所の「デジタルペンソリューション」を採用したと発表した。 デジタルペンソリューションは、専用用紙に専用ペンで記入した文字を自動的に電子データに変換するシステム。今回採用されたシステムでは、同ソリューションとINAXの見積りシステムを連携させ、ショールームでデジタルペンを使って見積りシートに情報を書き込むと、その情報がサーバに転送されて見積書や提案書に反映されるというもの。INAXでは、来館者を待たせることなくその場で見積書や提案書を渡せ、顧客サービスの向上につながるとしている。 INAXのショールームでは、2007年11月からシステムバスを対象に同ソリューションを段階的に試行しており、現在では50のショールームにまで拡大している。また、2008年4月から対象商品をシステムキッチンにまで広げ、本格的に運用する予定だ。