主要内容としては、まず2007年11月11日リオデジャネイロで開催された国連主催の国際会議「Internet Governance Forum(IGF)」において、JPCERT/CC の伊藤友里恵がセキュリティワークショップの1つ “International Cooperation on the Capacity Building of Information Security”のモデレータを務め、情報セキュリティインシデント対応機能構築における課題や、その解決策についてディスカッションを行ったことが報告されている。このパネルは、日本経団連と、ISOC(Internet Society:インターネット協会) の共同提案により開催されたもので、ブラジル、ベトナム、ガーナを代表したパネリストから、開発途上国における情報セキュリティ対策の課題について見解が述べられ、それに対して、アメリカおよび日本のパネリストも交え、国際社会がどう協力し、支援していくことが必要なのかについての意見交換が行われた。