SONYブースでは日本で見ないものが展示してあったが、時間の都合で新型myloに限ってチェックしてきた。以前の丸っこいデザインから直線の多い、ストレート携帯程度のサイズになっている。 拡張された点はほかに無線LANが802.11gにも対応し、液晶が2.4インチ(320×240)から3.5インチ(800×480)のタッチパネル付となり130万画素のカメラもついた。一方重量は150gから193gに増えている。なお電池は1200mAhだ(電池の型番はCOMA-BP1だったので共通と思われる)。ただしシステム構成を変えたのかインターネットコールで3.5時間から6時間に伸びている一方、音楽再生は45時間から20時間に、ビデオ再生は8時間から7時間に減少している。 カラーは白・黒の二モデルだが、ローズ&オリーブとサファイア&チタニウムの2種類、合計4色のフェイスプレートがオプションで用意されている。 短時間、かつネット環境がないのでブラウザやSkype機能は試せなかったが、従来のようなスティックを使ったメニュー選択だけでなく、タッチパネルで直接選択ができるため操作性は良好だ。前モデルのCOM-1は米国モデルを買っても設定で日本語を表示させることができたが、本製品は残念ながら言語設定のメニューがないようだ。 価格は$299.99(ソニースタイル価格)と同じだが、日本法人同様、米国法人もCOM-1は事実上発売終了なのか現在$199.99のセール価格となっていた。米ソニースタイルも現在はプリセールで店頭発売は3週間後と説明員は語っていた。なお、日本の発売はまだ開発中となっており、決定されていない。 Skypeのみに限ればSkype for PSPという選択肢もあるが。webブラウジングの快適さを求めるなら今度のCOM-2は液晶サイズの広さでねらい目かもしれない。