アイ・ティ・フロンティアは5日、11月よりブラジルの大手IT企業であるPolitec S.A.(以下、ポリテック社)と、データセンターにおける運用監視業務に関する協業を開始したと発表した。12時間の時差を利用し、アイ・ティ・フロンティアの国内データセンターにおける夜間運用監視業務の一部をブラジル側要員に委託する。5日からパイロット運用を開始し、本運用開始は来年5月中旬を予定。 ポリテック社はアイ・ティ・フロンティア国内データセンターにおける、ハードウェア、OS、ネットワーク、ソフトウェアの障害監視と、既知の障害発生時の一次対応を行う。未知の障害発生時は、日本側の技術者に連絡し、日本側要員で対応する。ポリテック社では、当初は約10人の日系ブラジル人技術者が、日本の夜間時間帯(=ブラジルの通常勤務時間帯)にネットワーク経由で監視業務を担当する。日本側要員とのコミュニケーションは日本語で行われる。