アジア最大級の映画の祭典「第20回東京国際映画祭(TIFF)」が20日開幕。オープニングを飾るイベントが、7,700名の観客、300人の映像クルー、320台のスチールカメラ、85名の記者、そして500名もの警備員が見守る中、華やかに行われた。 六本木ヒルズ脇のけやき坂通りに敷かれた200メートルに及ぶレッドカーペットでは、純白のコスチュームに身を包んだバレリーナたちが華麗に舞い、午後17時にイベントが開幕。オープニング女優として、映画祭と同じ二十歳の長澤まさみが登場すると、会場は歓声で包まれた。 続いて4年連続でメイン司会を務める久保純子とジョン・カビラが登場。その後、豪華俳優陣が観客を魅了し、オープニング作品「ミッドナイト・イーグル」に出演する大沢たかお、玉木宏らの挨拶で、56組317名ものゲストによるオープニングイベントは閉幕した。 「第20回東京国際映画祭」は、六本木ヒルズと渋谷Bunkamuraをメイン会場に、20日(土)から28日(日)の9日間開催。会期中にはメイン4部門として「特別招待作品」20作品、「コンペティション」15作品、「アジアの風」31作品、「日本映画・ある視点」9作品、特別企画として「映画が見た東京」51作品、「ワールドシネマ」8作品など、300作品以上の映画が上映される予定だ。 この後、アリーナイベントの模様をお伝えする。(photo by 稲葉九)