10月1日から「緊急地震速報」の提供が開始された。これは、地震の到達を事前に知らせるというもの。現在は、テレビ放送や駅などで配信される速報だが、携帯電話向けにも準備が進められている。CEATEC JAPAN 2007では、NTTドコモが展示を行っている。 ドコモが提供するサービスでは、気象庁から緊急地震速報を受信した場合、各端末にその速報を通知するというもの。エリアごとに異なる情報が配信ができるのが特徴だ。 同社では、冬モデルから対応を開始。すべてのモデルに搭載とはいかないが、積極的に対応するとしている。またサービスは、無料で提供する予定としている。 なお、地震速報はマルチキャストを使用しているが、現行の「iチャンネル」とは異なる技術を採用しているとのこと。対応する端末は限られるものの、サービス開始と同時に全国で利用できるようになるとしている。