同日に行われた発表会で、シーメンス社長のペーター・ツァップ氏は「デバイスメーカー、ユーザがシームレスに新しいロジスティクスの中で利用できる」と、グローバルローミング対応による国際物流などでのHC28の優位性を強調するとともに「シーメンスとソフトバンクという2つのユニークな企業が協力することで、1 of the kind、他に例のない唯一のサービスを提供できる」と、今回の協力体制について期待を語った。
M2M通信分野全般について、Siemens AG オートメーション&ドライブグループのノルベルト・ムーラ氏(ワイヤレスモジュール事業部プレジデント)は「全世界60億人のうち、27億人が携帯電話を使っている。一方で、500億台のマシンがあるが、5000万人しかセルラー技術を使っていない」と市場の可能性に言及。2009年までに36〜38%の出荷量増加予測があるとして「ワイヤレスモジュール分野において、シーメンスは、いちはやくさまざまな技術をラウンチしてきた。今後もイノベーションリーダーであり続ける」と、同社が今後もトップであることを目指すとした。