日本電気とNECマグナスコミュニケーションズは18日、ギガビットクラスの転送速度に対応した回線暗号化装置「DATAX COMCIPHER GL2B」を発売した。価格は577万5,000円。 DATAX COMCIPHER GL2Bは、総務省電子政府推奨暗号、および米国政府の次世代標準暗号化方式であるAES(FIPS-197準拠、キービット数:128ビット、 192ビット、256ビット)を暗号アルゴリズムに採用するほか、双方向1Gビット/秒の転送速度を実現したレイヤ2回線暗号化装置のフラッグシップモデル。レイヤ2のペイロード部分を暗号化するため、IP以外のプロトコルも暗号化できる上、IP通信の場合はIPヘッダも含めて暗号化するためアドレスが漏洩することもない。また、WAN/LAN側に100BASE-TX、1000BASE−T、1000BASE-SXの3種類のインターフェイスを備えている。