JAPAN国際コンテンツフェスティバル実行委員会は、今秋に実施される「JAPAN国際コンテンツフェスティバル」(以下、コ・フェスタ)のメインキャラクターに決定している役所広司の任命式を実施した。 コ・フェスタとはゲーム、アニメ、マンガキャラクター、音楽、放送、映画といった各業界のコンテンツが集結する世界最大規模の統合コンテンツフェスティバル。日本発のあらゆるコンテンツが相互に連携し、海外にアピールする。開催期間は9月19日から10月28日まで。 今回、任命されたメインキャラクターは、今後のコ・フェスタに関する様々な宣伝活動に参加することになる。任命されたのはハリウッド映画「BABEL」や「SAYURI」に出演し、国際的に高い評価を受けている役所広司。 記者から役所広司に対して「どんなアニメが好きか」という質問が飛ぶと「宮崎駿監督の作品は本当に素晴らしいと思います」と答えた。さらに「これまで自分を育ててくれた映画の世界に対し、コ・フェスタを通して恩返しをしていきたいと思います。映画作りに必要なのは作り手の情熱や信念ですが、今回のフェスティバルでも情熱をもって活動し、成功するように努力していきたいと思います」と熱い意気込みを語った。 式典にはコ・フェスタを支援している甘利明経済産業大臣も出席し、役所広司に任命証を授与した。コミック・ファンを自称する甘利大臣は「国会議員になってからも月曜日になると秘書に必ず週刊少年ジャンプを買っておいてもらった。ドラゴンボールZやスラムダンクが面白くて」と話し、「コミック以外にもテレビゲームやアニメなど日本のコンテンツは本当に素晴らしい。そういった自国の良さを自覚し、世界に発信していくとともに、海外の良いものも取り入れていきたい。コンテンツの輸出・輸入のメッカとしての日本を目指してスタートしましょう」と語った。