エムアイシー・アソシエーツは31日、英・Xyratex製の大容量RAID装置「F5404E」を発売した。最小構成での初期導入費用は400万円。 F5404Eは、4Uラックマウント筐体に750GB容量のSATA-IIドライブを最大48台、36TB搭載できる大容量ストレージサブシステム。RAIDレベル0、1、5、6、10、50に対応し、ポートインディペンデントな4Gbファイバーチャネルを4ポート搭載して最大16Gbの転送帯域を確保することで読み出し最大828MB/秒、書き込み最大695MB/秒のスループットを実現している。このほか、冗長化された3基の電源ユニット、エアフローコントロール、ドライブのインターフェイスコネクタを底部にした共振制御、ドロワー構造のラックなどによる高い信頼性とアクセシビリティが特徴だ。 StorViewストレージマネージメントユーザーインターフェイスがコントローラに標準搭載されているため、ファミリーソフトウェアを使ってのSnapShot機能、複数パスロードバランシング、およびパスフェールオーバー/フェールバック機能をサポートする。