米アバイア・インクは8月23日より、企業向けIP(インターネット・プロトコル)電話機「Avaya one-X Deskphone Edition」ファミリ9600シリーズのピンクリボン・フェースプレートの発売を開始した。ピンク色のフェースプレートに米国癌協会(American CancerSociety)のシンボルであるピンクリボンが描かれている。 米国癌協会への協力事業として、同協会のイベント「Making Strides Against Breast Cancer」(乳癌撲滅ウォーキング)を推進するために販売されるもの。2008年12月まで、アバイアはフェースプレート1個の販売につき5ドルを同協会に寄付し、寄付金は乳癌の啓発、研究、患者サービス、権利擁護などの活動に役立てられる予定だ。 ピンクリボン・フェースプレートは、乳癌啓発運動に関連したマーケティング活動のうち、企業に向けたプログラムとしては初めての試みとなる。アバイアのCMO(マーケティング最高責任者)であるジョセリン・アタル(Jocelyne Attal)は、「ビジネスフォンの色やデザインをカスタマイズすることで、企業や組織はブランドの確立やメッセージの発信をユニークな手法で行えます。弊社はこれと同じコンセプトを活かして、乳癌の啓発、権利擁護、研究、支援のために米国癌協会が行っている活動を、個人や従業員の方々が支援できるようにしました。アバイアでこのプログラムを立ち上げることを大変誇りに思っています」と述べている。 ピンクリボン・フェースプレートは、新規または既存のAvaya one-X Deskphone 9620/9630/9640用として、個別に(1枚25ドル)または25枚入りセットで注文が可能となっている(現時点では、オーダーは米国でのみ受け付け)。